餓鬼って存在するんです
お久しぶりです。
33日達成です。
近年で一番長く頑張っています。
危なっかしい時もありましたが。
今日は、こないだ読んだ仏教の本について書く。
「往生要集を読む」という本で平安時代に書かれた
「往生要集」という本のガイドブックで
死んで極楽に行くには、どうしたら良いか?
そして、地獄って怖いんだよっ!!!!
でも生きている時からお念仏を唱えていれば大丈夫っ。
観音様が救ってくれるよっ。
てな感じ。
この本から日本人の地獄の概念ができたらしい。
すごくリアルに処刑の方法とか、地獄絵図の元になる事
がナマナマしく書いてある。
私が一番ドキッとしたのは
「餓鬼」だった。
6つの生まれ変わり先の下から2番目の餓鬼界に
生まれ変わると「餓鬼」になってしまう。
そして
餓鬼は、3種類居て
①食べたいものや飲みたいものが
あるんだけど、なんか外敵とかが居てその場まで行けない餓鬼
②食べたいものや飲みたいものが
あるんだけど、口が針みたいに細かったり、喉にコブがあったりして
飲食できない餓鬼
③飲食は、するんだけど、それが全然食べた気がしないで
その度に火で燃やされてしまうという繰り返しの餓鬼
これってさ・・・・・・まんま、アルコール依存症の人々だよね
①は、身内などにもう辞めなよ!と言われてお酒を遠ざけられている餓鬼
②は、病気だけど、お酒がやめられない餓鬼
③は、飲んで燃やされて一時は、反省するがまた飲む餓鬼
こえーーーーーーーー餓鬼、33日前のまんま私じゃん!
さらに
作者の高僧の源信さん曰く
「これは、何も餓鬼界ばかりでなく、現実の社会にも
居てるかもねーーーー」って。
居てるよーーーーーー!!
恐ろしい餓鬼だったよね
ごめんね、生きながら餓鬼にしてしまって。
極楽は、もう無理かもだけど
気がついてよかった。