しらふで生きる話
町田康の「しらふで生きる」を読んだ
独特な言い回しが苦手だけど
「名うての大酒飲み」を自称する氏のちょっと違った観点面白かった。
一般には、
人生は、楽しいもので楽しまなければ、ならない!!さらに私は、幸せになる権利がある
なのに!!!
「私は、今日も何とも無い1日をバタバタ過ごしてしまった。これでは、いけない! 何とかして不当に奪われた今日の私の幸せの穴埋めしないと」そして、簡単に手にはいる「幸せ」であるお酒を買いに走る。そして、その幸せが終わらないように覚めないように杯を重ねアル中になる。
これを氏、曰く
自分は、特別な存在では、無い→自分は、普通である→人生も普通でそんなに楽しく無い。まして、パッと買えるお酒を飲んだところでそれは、幸せでは、無い。というわけである。
はいわかりました気づきました。
ロレアルのCMに「あなたには、その価値があるから」とかプレモルのCMでEYAZAWAが「金曜日には、特別ないいビールを飲め」と。
シャンプーだろうがビールだろうが「しらふ」とは、なんぞや?
やっぱり結婚して子供を産んで一人前それからマイホームを建てて生命保険は、ガン特約をプラスして老後は、2000万円だからねっ。
いえいえ
ありがとう私は、しらふで生きますーーーー。